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カルーナ属 : ウィキペディア日本語版
カルーナ属[かるーなぞく]

カルーナ属とはツツジ科に属する植物の属。この属の種はギョリュウモドキ(''Calluna vulgaris'')1種のみだが、変種が多数ある。常緑低木。ヨーロッパヒースムーア、北アフリカに分布し、カナダ東部とアメリカ帰化している。酸性土壌を好み、耐寒性はあるが、高温多湿に弱い。はやや多肉質で三角形をしており、色は緑色、黄色、赤色など様々である。は総状花序で、色は白色から深紅色、花期は6月から9月ごろ。エリカ属(いわゆるヒース)と近縁。またギョリュウモドキはノルウェーの国花である。
カルーナは19世紀まで農村部の根強い貧困と関連付けられて軽蔑されてきたが、カルーナ人気は高山植物人気と平行して一般化している。カルーナはガーデニングや造園において非常に人気のあるオーナメンタル・プランツであり、石灰質でない土地では繁茂するが、酸度の少ない土地では失敗しやすい〔John L. Creech, note in Coats 1992.〕。
ニュージーランドに導入され、一部地域では外来種となっている。
==脚注==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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