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高校生カレー甲子園(こうこうせいカレーこうしえん)は、MBSテレビの番組『ちちんぷいぷい』で毎年8月に放送される夏休みスペシャル期間中に行われる、近畿地方と徳島県在学の高校生によって行う、カレーライスのアイデアレシピを競うコンクールである。 ==コンクール概要== 2006年の第3回オーサカキングと連動する形で、「キッチンぷいぷいpresents 高校生カレー甲子園」と題して開催されたのが始まりである。オーサカキングの終了に伴い、2008年で一度終了したが、好評につき2012年より再開(2010年は「高校生粉もん選手権」を開催)。この2012年から大会実行委員長にたむらけんじが就任した。 MBSテレビの視聴エリアである近畿地方2府4県と徳島県(年によっては一部で視聴できる岡山県、三重県、福井県、更には北海道からの参加もあった)の高等学校に在学する高校生3人1組でチームを組み、毎年与えられるテーマに沿ったカレーを作ってもらう。ただし出場するにあたっては所属する学校長と担任(部活動の場合は顧問)の許諾が必要となる。 また、特別協賛がハウス食品であるため、書類選考・テレビ出演をするにあたって、カレールー、香辛料など、各種調味料は原則としてハウス食品製のものを使うことが規定されている。 大会は書類審査を勝ち抜いた学校によって予選審査を行い、そこでテレビ出演する権利が与えられる8校(2007年は7校)に絞られる。 テレビ出演は『ちちんぷいぷい夏休みスペシャル』期間中に行われ、まず最初の4日間で毎日2校ずつの一騎打ちの対戦形式で生放送中に本選を行う。調理の模様は生中継され、その日の出演者や観客(2012年以後は101人。ただし審査の公正・公平さを期するため、出場校関係者〔生徒の家族・クラスメート・教諭など〕は試食審査には参加しない)に試食をしてもらう。その後、観客にどちらがおいしかったかを判定してもらい、過半数を得た学校が最終日の決勝審査に進出する(方式は過半数の所に決勝進出ラインの線が引いて有ってその線を上回れば勝負決定でコールドゲームも有りの方式で行う)。2015年の第7回大会では、予選2日目からは21票目から50票目までを隠す「ハテナトンネル」が設けられた。これによって、21票目からは勝者の学校に過半数となる51票目が入るまで、ボールが何票入ったかが解らない状態になる。 ファイナルステージの決勝審査は最終日の金曜日に本選審査を勝ち抜いた4校で一斉対戦方式で行われ、本選と同様に調理(2015年の第7回大会は決勝での調理は無しで予選で作ったカレーをそのまま持ち込む方式で行なった)の模様を生中継し、その日の出演者や観客に試食してもらい、観客による審査で多数決を得た学校が優勝校となる(観客が投票したスプーンが入った寸胴鍋から1本ずつスプーンを出して行く玉入れ方式で、最後まで残った高校が優勝となるサバイバル方式で行う)。ただし2006年は、高校生が作ったカレーをオーサカキング会場で販売し、先に100食を完売した学校が勝利となった。 優勝校には、賞状、カレーを模したカレーカップ(優勝トロフィー)と優勝メダル、副賞としてユニバーサル・スタジオ・ジャパン年間スタジオパス(2013年)、神戸牛ビーフ(2014年)、高級鳥取和牛ステーキ肉(2015年)、ル・クルーゼのココットロンド、特別協賛のハウス食品のカレー商品(ジャワカレー、バーモントカレー、こくまろカレー、プライムカレー、ククレカレー他)詰め合わせセット(2013年は300箱、2014年は400箱、2015年は500箱)が贈られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高校生カレー甲子園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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