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カワラヨモギ
カワラヨモギ(河原蓬、学名:''Artemisia capillaris'')はキク科ヨモギ属の多年草。茎の下部が木質化し、低木状になるため「亜低木」とされる場合もある。 ==特徴== 花をつけないで先にロゼット状に葉を叢生(そうせい)させる短茎と、花をつける長い花茎がある。 短茎の葉は長さ2-3cmになる葉柄があり、葉身は2回羽状に全裂し、裂片の幅は0.3-2mmと糸状になる。葉の両面に密に灰白色の絹毛が生え、全体に白っぽく見える。ふつう絹毛が密生するが、ときにやや無毛となる場合がある。 花茎は高さ30-100cmになり、よく分枝する。花茎につく葉は、長さ1.5-3(-9)cm、幅1-7cm、1-2回羽状に全裂し、裂片の幅は0.3mmと細く糸状になる。ふつう無毛であるが、ときに両面に絹毛がある。 花期は9-10月。頭花は大きな円錐花序に多数、密につける。頭花は長さ1.5-2mm、幅1.5-2mmの球形または卵形で、舌状花がなく筒状花のみで構成される。総苞片は3-4列で覆瓦状に並び、外片は小さく卵形になる。果実は痩果になり、長楕円形で長さは0.8mmになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カワラヨモギ」の詳細全文を読む
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