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カンボジア空軍
カンボジア王立空軍(カンボジアおうりつくうぐん、英語:Royal Cambodian Air Forces)は、カンボジア王国の空軍である。主にカンボジアの領空防空任務や輸送任務などを目的としている。組織創設は陸海空のカンボジア王国軍が再建された時期と同じ1993年6月23日である。カンボジア王立陸軍とカンボジア王立海軍と共にカンボジア王国の国防を第一の任務としている。 == 組織・装備 == カンボジア王国の憲法規定上、最高司令官はノロドム・シハモニカンボジア国王である。 主な装備品はVIP輸送機兼政府専用機であるエアバスA320改装型輸送機を初め、英国BN社製アイランダー小型機を陸軍や海軍の将校クラスなどの国内移動専用機として運用しているとされている。ほとんどの実働戦力はかつて保有していた東側の装備であり、主に輸送用ヘリコプターや武装ヘリコプターからなる。固定翼戦力としてMA60といった中国製の経年機も一般兵士の輸送用として使用している。以前からカンボジア国内の空軍基地において冷戦時代にソ連軍から輸入したとみられる戦闘機MiG-21 フィッシュベッドが滑走路上に保管されている事が確認されているが、どれほどの稼働機数を維持できているかどうかは詳しくわかっていない。内戦終結から20年以上が経過して、対空レーダーなどの最低限の防空システムは整備されたといわれている。 保有機のほとんどがソ連や文化大革命時代の中国から供与を受けたMi-8 ヒップやMi-17 ヒップHのみであった時期が続いたが、最近では新造機のAS 355(フランス製輸送ヘリコプター)やZ-9B(中国製戦闘ヘリコプター)を12機導入するなど、回転翼機を中心とした装備の近代化に力を入れている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カンボジア空軍」の詳細全文を読む
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