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カン・リー(Cung Le、1972年5月25日 - )は、アメリカ合衆国の男性キックボクサー、総合格闘家。ベトナム系アメリカ人。ベトナム・サイゴン出身。アメリカン・キックボクシング・アカデミー所属。散打黒帯。テコンドー黒帯。元Strikeforce世界ミドル級王者。 キックボクサーとしてK-1への参戦経験も有し、サイドキックや回し蹴りなど、スタンド状態からの蹴り技を多用するファイトスタイルと軽快で変則的な動きから、「生けるブルース・リー」との異名を取る。Strikeforceでは絶大な人気を誇る〔【Strikeforce】ヒョードル上回る人気者、揃って復帰戦 MMAPLANET 2010年6月4日〕。 格闘家として活動する傍らで俳優としても活動しているため、格闘技を休業することもしばしばある〔【Strikeforce】 12/19 王座返上&復活=カン・リーに訊く MMAPLANET 2009年11月29日〕。 == 来歴 == === 幼少期 === 1972年5月25日にベトナムで生まれる(母方の祖父はベトナムでチーフポリスをやっており、CIAの通訳をしていた)。出生後、2歳11か月までサイゴンで過ごす。1975年4月30日のサイゴン陥落の3日前に、母方の家族に連れられ、アメリカ軍とのコネでヘリコプターでフィリピンに脱出。その時、父親とその親族はベトナムへの思い入れからベトナムに残った。そしてアメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼに移住した。 10歳でテコンドーを始めたが、経済的理由から断念。中学校の進学後、体育の科目からレスリングを選択。高校とジュニアカレッジでオールアメリカンに選出された。AAU主催の全米選手権でも、グレコローマンとフリースタイルの両方で優勝。その後、レスリングの全米強化選手に選ばれる。しかし、20歳のときに母親の旅行代理店の経営が良くなかったことから、レスリングを中断。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カン・リー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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