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カヴァコ : ウィキペディア日本語版
カヴァキーニョ

カヴァキーニョブラジルポルトガル語:Cavaquinho)はサンバショーロ等に使われるブラジル弦楽器
ポルトガルから渡ってきた移民たちが持ち込んだブラギーニャという民族楽器を起源とする。同様にポルトガルからハワイに渡ったものはウクレレに、インドネシアに渡ったものはクロンチョンに変化していった。本来の呼び名はカヴァコ(Cavaco)であるが、この楽器が小さいことから、指小辞の「nho(ンニョ)」を愛称としてつけて、カヴァキーニョと呼ばれるようになったといわれる。
鉄弦・4弦で、標準的な調弦はD-G-B-DもしくはD-G-B-E。パリェタと呼ばれるナイロン製の薄いピックで演奏される。
1980年代に、パゴーヂ(サンバの一形態)を演奏するフンド・ジ・キンタルというバンドのメンバーだったアルミール・ギネトが従来のカヴァキーニョの胴をバンジョーの胴に変えて演奏、これにより音量が大きくなった。現在はこれをバンジョー・カヴァコ、バンジョー・カヴァキーニョと呼んでいる。
== 著名な演奏家 ==

* エンヒッキ・カゼス
* ワルヂール・アゼヴェード
* ルシアナ・ハベーロ

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カヴァキーニョ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cavaquinho 」があります。



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