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ローダブル・カーネル・モジュール ローダブル・カーネル・モジュール()は、オペレーティングシステム (OS) の動作中のカーネルを拡張するコードを含むオブジェクトファイル。現行Unix系システムの多くやMicrosoft Windowsはローダブル・カーネル・モジュールをサポートしているが、呼称はそれぞれ異なる。例えばMac OS Xでは"kernel extension" ("kext") と呼ぶ。他にもカーネル・ローダブル・モジュール (KLM) やカーネルモジュール (KMOD) とも呼ばれる。LKMは一般にCPUやM/Bなど新しいハードウェアやファイルシステムのサポート、通信プロトコル、システムコールを追加するために利用される。LKMの提供する機能が不要になれば、アンロードしメモリを解放することができる。 == 解説 == ローダブル・カーネル・モジュールが存在しない場合、カーネルに必要と思われる機能を全て最初からコンパイルし静的リンクしておかねばならない。その機能の多くは実際には使用されていないにも関わらずメモリに常駐し、新たな機能が必要になるとカーネル全体の再ビルドと再起動が必須となる。ローダブル・カーネル・モジュールをサポートするOSの多くは、多くの機能をサポートするモジュール群を備えている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローダブル・カーネル・モジュール」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Loadable kernel module 」があります。
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