翻訳と辞書
Words near each other
・ カーラ・ザヴァレタ
・ カーラ・シーモア
・ カーラ・デルヴィーニュ
・ カーラ・デルヴィーヌ
・ カーラ・ドリュー
・ カーラ・ヒメネス
・ カーラ・ヒルズ
・ カーラ・ブオノ
・ カーラ・ブラック
・ カーラ・ブルーニ
カーラ・ブレイ
・ カーラ・ヘイワード
・ カーラ・マクラウド
・ カーラ・モナコ
・ カーラ・モリソン
・ カーラ・ロット
・ カーラ・ローソン
・ カーラー
・ カーラーの救命曲線
・ カーラー曲線


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カーラ・ブレイ : ウィキペディア日本語版
カーラ・ブレイ

カーラ・ブレイCarla Bley;本名:Carla Bolg, 1936年5月11日生まれ)はアメリカのジャズピアニスト、作曲家。バップ以後のコンポーザーの中で優れた音楽的才能を持つミュージシャンである。
== バイオグラフィ ==
未来の女流作曲家カーラ・ボルグ(ブレイ)は、教会音楽家の父親の手ほどきで音楽の基礎を学び、その後はアカデミズムとは無縁で、ほとんど独学で通した。17歳の頃ジャズ音楽に開眼し、当時ジャズが活気づいていた街、ニューヨークへの移住を決意する。が、このころのカーラはミュージシャンとして生計を立てることができず、ウェイトレスなどの仕事をすることで日々食いつないでいた。
売れっ子どころか日々の暮らしにも事欠いていたカーラに転機が訪れるのは、1957年のポール・ブレイとの結婚以後のことである。最初こそうだつが上がらなかったものの、個性的な楽曲を作り出すようになったカーラは、その音楽を広く認められ、アート・ファーマー(ブルースをそっと歌って)、ゲイリー・バートン(葬送)、チャーリー・ヘイデン(リベレーション・ミュージック・オーケストラ)ら大物ミュージシャンに楽曲を提供し、一躍ジャズ界を代表するトップ・コンポーザーの地位を手に入れた。
1966年には二人目の夫になるトランペット奏者マイケル・マントラーと伴に、「ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ・アソシエーション」を設立、商業主義からのミュージシャンの保護、自由化に多大な貢献を為した。また1971年に詩人ポール・ハインズとの共作にしてLP3枚組の大作ジャズ・オペラ「エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル」を完成させた。この作品は実験作的色合いが濃厚で、当時のジャズ界に物議をかもした。
それから30年の時を経ながらも、カーラの創作意欲は衰えることを知らず、チャーリー・ヘイデンとのリベレーション・ミュージック・オーケストラの続編(バラッド・オブ・ザ・フォールン)、スティーブ・スワローとのデュオ・アルバム、オーケストラ・アルバム''"The Very Big Carla Bley Band"''などの作品をコンスタントに発表し続けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カーラ・ブレイ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.