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カール・ウェザース(Carl Weathers, 1948年1月14日 - )は、米国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の俳優である。俳優になる前はフットボールの選手であった。 ==経歴== ロングビーチ工業高校在籍時からフットボールの名選手として名を馳せ、奨学金を経てサンディエゴ州立大学へ進学。大学卒業後にオークランド・レイダーズやブリティッシュ・コロンビア・ライオンズでラインバッカーとしてプレーした。1974年に本格的に俳優に転進するために引退。 俳優として数本のテレビドラマに出演した後、『女記者フライデー/謎の暗殺計画』で映画デビューを果たす。ウェザースの名が有名なったのは1976年公開の映画『ロッキー』である。無敵のヘビー級チャンピオンであるアポロ・クリードを演じたウェザースの演技と身体能力は高く評価され、『ロッキー4/炎の友情』で壮絶な最期を遂げるまでの以後3本の続編において、主人公のライバルにして親友という重要な役どころを演じきった。 主演と脚本を兼任したシルヴェスター・スタローンとのオーディションを兼ねた本格的な打ち合いの中で、主役のスタローンの頭にコブができるほどパンチを当てたうえ、「もっと本格的なボクサーならきちんとしたボクシングができた」と言い放ったが、監督のジョン・G・アヴィルドセンが「彼が主役で、脚本も彼が書いたんだ」と説明するとウェザースは「大丈夫。きっと回復するさ」と開き直り現場の笑いを誘ったというエピソードがある。このウェザースの人柄がアポロ役に相応しいとスタローンは考え、ウェザースが役を勝ち取る事となった。このエピソードやウェザースによる作品解説(一部)などは『ロッキー』のDVDで聴くことができる。 1987年の映画『プレデター』では、ディロン役でアーノルド・シュワルツェネッガーと共演を果たす。その後はアクション・サスペンス・SF・コメディなど幅広いジャンルの作品に出演し実績を重ねている。 また、俳優以外にもBig Brothers Big Sisters of America やアメリカオリンピック委員会の委員としても活動している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カール・ウェザース」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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