|
カール・コラー(、1929年2月8日 - 2009年1月24日)は、オーストリア出身の同国代表サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)の統計でヨーロッパの20世紀最優秀選手ベスト100に選出されたオーストリア・サッカーの歴史に名を残すMF。 当時ヨーロッパ最高峰リーグの1つであったオーストリア・ブンデスリーガに属していたヴィエンナで17年に渡りプレー。836試合に出場し101得点を記録している。ヴィエンナ自体が強豪チームではなかったため、クラブレベルで獲得したタイトルはリーグ優勝1回のみだが、オーストリア代表選手としては優れた実績を残している。 23歳でA代表に初選出され、1952年から1965年まで88試合に出場。1954年FIFAワールドカップ・スイス大会では全試合に出場し3位の好結果に貢献、それ以降も1958年FIFAワールドカップ・スウェーデン大会ではベスト16、1960年UEFAヨーロッパ選手権ベスト8進出、1964年UEFAヨーロッパ選手権ベスト16進出の結果を残している。 しかし、長年に渡り好成績を残していたオーストリア代表チームの躍進が期待された1962年FIFAワールドカップ・チリ大会では、財政的な理由からオーストリアサッカー協会が自ら出場を辞退。よってコラーの3度目のワールドカップ出場の願いはかなわなかった。しかしカール・コラーの名前は長年に渡りオーストリア代表チームを支えた選手として伝説となっている。 == 獲得したタイトル == * 1954年FIFAワールドカップ・スイス大会3位 * オーストリア・ブンデスリーガ優勝1回 (1955) * オーストリア・カップ準優勝1回 (1961) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カール・コラー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|