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カール・シュミット=ロットルフ : ウィキペディア日本語版
カール・シュミット=ロットルフ

カール・シュミット=ロットルフ(Karl Schmidt-Rottluff、1884年12月1日 - 1976年8月10日)は、ドイツ画家版画家印象主義の作風で知られ、ブリュッケの作家の一人として活躍した。キルヒナーに通ずる大胆な色彩を用いる作風で知られる他、木版画も多数残している〔。
== 略歴 ==

本名はカール・シュミット。帝政ドイツザクセン王国(現在のザクセン州)にあるロットルフ(現在のケムニッツ)という町で生まれた。はじめは建築を学んだが、後に絵画へ転向〔座右宝刊行会編(1964年)p.26〕。
1905年、カールはエルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーらとともに、ドレスデンでブリュッケ(ドイツ語で「橋」の意)を結成〔座右宝刊行会編(1964年)p.44〕。同じ頃、生地ロットルフにちなんで、シュミット=ロットルフの名を名乗るようになった。同年11月に、ブリュッケの初の展覧会をライプツィヒで開催した。1913年にブリュッケは解散。
1930年代に入り、ナチスが台頭すると、シュミット=ロットルフは退廃芸術家の烙印を押され、迫害された〔座右宝刊行会編(1964年)p.27〕。
1976年8月10日に死去、そのころにはブリュッケのメンバーの最後の一人となっていた〔Dietmar Elger (2003) Expressionism: A Revolution in German Art. Taschen America Llc〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カール・シュミット=ロットルフ」の詳細全文を読む



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