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カール・ミルデンバーガー(Karl Mildenberger、1937年11月23日 - )は、ドイツの元プロボクサー。勇猛果敢なファイトで人気を博したファイターで、最高位は元WBC世界ヘビー級第3位。 == 来歴 == 1958年10月15日、プロデビュー。 1964年10月17日、ベルリンにてイタリアのサント・アモンティを破り、EBU欧州ヘビー級チャンピオンとなる〔。以後、6度の防衛に成功。 1966年9月10日、フランクフルトで世界ヘビー級王者モハメド・アリに挑戦〔。アリは終始パワフルな攻撃を見せるが、ミルデンバーガーは打たれても打たれても強靭な精神力で耐え続け、アリが休むと怒涛の反撃を見せる。しかし、ワンサイドで打たれまくったミルデンバーガーの危険を察したレフェリーが、12ラウンドに遂にストップを宣告するという壮絶な試合となった。TKO勝ちを宣せられたアリは後年、ミルデンバーガーをジョー・フレージャー以上に困難な対戦相手だったと評している〔『Gスピリッツ Vol.23』 P67-68(2012年、辰巳出版、ISBN 4777810054)。〕。 1968年9月18日、ロンドンにてイギリスのヘンリー・クーパーに敗れて欧州ヘビー級王座の7度目の防衛に失敗、この試合を最後に引退〔。生涯戦績は62戦53勝(19KO)6敗3分〔。 引退から10年後の1978年11月9日、ドイツ人プロレスラーのローラン・ボックがプロモートしたフランクフルトでのプロレス興行において、アントニオ猪木と異種格闘技戦を行った。4ラウンドには猪木からダウンを奪うも、最後は逆エビ固めで敗れた。ルールは通常のボクシング・グローブを着用したまま行われた。アントニオ猪木対モハメド・アリをイメージしてのマッチメイクとされる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カール・ミルデンバーガー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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