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ガイロス帝国 : ウィキペディア日本語版
ガイロス帝国[がいろすていこく]

ガイロス帝国(ガイロスていこく)は、玩具シリーズ「ゾイド」に登場する惑星Ziに存在する架空の国家。
== 概要 ==
中央大陸デルポイから見て北西に位置する暗黒大陸ニクスを本拠地とする軍事国家。かつては暗黒軍と名乗っていた。中央大陸の地底族の指導者であったガイロス(ゼネバス皇帝の母方の伯父にあたる人物)が建国に関与したとされている。ゼネバス帝国を後援していたが、敗北が決定的となった段階で裏切り、その勢力を吸収した。首都は大異変前は大陸南西部のダークネス(現チェピン)だったが、惑星Zi大異変後は大陸北東部のヴァルハラに遷都している。皇帝たるガイロス(前述した地底族のガイロスとは別人)は一代で大陸を統一し、大異変さえなければ惑星Zi全てを手にしたとも言われる偉大な英雄であるが、冷酷で残虐な性格であるため「地獄の大王」と共和国側から恐れられていた。次代皇帝は、惑星Zi大異変で一族の殆どを喪失したガイロス皇帝唯一の肉親とされる幼帝ルドルフ・ツェペリンである。
デルポイより土地の貧しいニクス大陸にありながら、独自に科学技術を発達させ常に優位に立つ強国である。デルポイの人々が唯一「外敵」として恐れ警戒する相手であり、反ガイロスを明確にするネオゼネバス帝国への民衆の支持は暗黒大陸に対する侵略の恐怖の裏返しでもある。ニクス大陸に住まう人々は火山活動が安定した温暖で豊かな土地を渇望しており、それが南下を促す動機となっているが、ニクス大陸は高緯度に位置し、日照時間が短いため、太陽光に弱くかつて中央大陸に侵攻した際、容赦なく照りつける太陽光による高温と強力な紫外線に晒されてゾイドの機能は低下、将兵たちも目が眩んで視力を失ってしまったことがあった。ただ、赤道直下に位置する北エウロペ大陸に侵攻した時は最初の会戦で共和国軍を撃破するほどの快進撃だったので太陽光による問題があった様子は無い。
国旗は黒地と赤地の二種類ある(アイアンコングPKの箱の写真を参照)。旧時代の国章は黒縁の黄緑色のシールドに黒い飛竜を横向きにした意匠で、現行の国章は緑色の宝玉をはめこんだ宝剣を擁き翼を広げた赤い飛竜である。国章の変更された時期や理由は明記されていない。『電撃ホビーマガジン』では、クリムゾンホーンについて赤い国章と緑の国章が併用して描かれている。
当初の設定ではガイロス皇帝が武力により複数の国家(ブラッディゲート、ゴッドクライ、デビルズメイズ)を服従させているとされていた(ただし、これは当時のトミー側の独自設定であり、小学館のゾイドバトルストーリーの設定とは無関係で、これらの諸邦は名前すらも登場しない)。軍内部には旧ゼネバス帝国軍の将兵やその子孫たちが多数在籍しており、彼らを捨て駒当然に扱う傾向が強かったことが後々大きな内憂と戦乱を招く遠因となった。
暗黒軍時代のガイロス帝国は「ゾイドグラフィックス」の記述において「相手を徹底的に破壊する恐怖の軍団」や「兵士は命知らずの戦闘狂ばかり」など、ゼネバス帝国よりもはるかに悪役じみた表現がなされていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガイロス帝国」の詳細全文を読む



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