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ガガガ文庫(ガガガぶんこ)は、小学館が2007年5月24日に創刊したライトノベル系文庫レーベル。 == 概要 == 創刊1年前の2006年4月より姉妹レーベルのルルル文庫と共同で「小学館ライトノベル大賞」を開催。イラストレーターもサイト上で公募し、新人育成に重点を置いた編集方針を採っている。 小学館にとっては2001年に休刊したスーパークエスト文庫以来のライトノベル市場再参入であるが、創刊時は一部メディアであたかも新規参入したかのような表現がなされていた〔小学館2007年ライトノベル市場参入 (アニメ! アニメ!・2006年4月11日)〕〔ガガガ文庫とルルル文庫 5月にライトノベル市場参入 (全国書店新聞・2007年3月21日)〕。 本レーベルで作品を執筆している日日日は、ガガガ文庫を「実験的な作風でも受け入れてくれる土壌ができている」と評しており、創刊当初は知名度が低かったものの、犬村小六『とある飛空士への追憶』や田中ロミオ『人類は衰退しました』等がヒット、また渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が『このライトノベルがすごい! 2014』作品部門ランキングで1位を取るなど、現在では人気を獲得する作品が次々と生まれている。刊行作のメディアミックスも盛んな一方、漫画作品のノベライズも多く手掛けており、同じ小学館の週刊少年サンデーから「神のみぞ知るセカイ」「ハヤテのごとく!」「だがしかし」等の小説版が刊行されている。 新しい試みとしては日本の近代文学作品をライトノベル調に脚色する跳訳(ちょうやく)シリーズが挙げられる。また、創刊1周年の2008年5月には、スーパークエスト文庫からの再録作品を対象とするサブレーベル「ガガガ文庫R」(ガガガぶんこリバイバル)・ハードカバー作品を対象とする「ガガガハードカバー」の刊行が開始されている。また、新人賞では麻枝准や田中ロミオのようにアダルトゲームのシナリオを主に執筆するシナリオライターをゲスト審査員として招いたこともあり、これも他の新人賞では見ない展開である。 キャッチコピーは、創刊当初が「少年向けエンターテインメント」、現在は「物語の新次元がここにある!!!」となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガガガ文庫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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