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ガゴ・ドラゴ : ウィキペディア日本語版
ドラゴ

ガーゴ・"ドラゴ"・アルチュニャンGago "Drago" Arutyunyan、男性、1985年3月8日 - )は、アルメニア出身のキックボクサー。ショータイム所属。
70kg級とは思えないごつい体格を持ち、分厚い筋肉から繰り出されるブンブンと振り回すような強力なパンチとローキック、後ろ回し蹴り、膝蹴りを得意とする。硬さがあるが変則的なモーションも持ち合わせており、攻撃的なファイトスタイルで対戦相手を翻弄する。
軽快な太鼓のリズムに乗りながら独特のダンスを踊りながら入場することから「ダンシングキング」の異名を持つ。また、「悲劇の難民ファイター」というニックネームで呼ばれることもある(後述)。「ドラゴ」というニックネームは親友シャヒン・ヤクートが名付け親である。
== 来歴 ==
ドラゴが「悲劇の難民ファイター」と呼ばれる所以は、彼が幼少の頃にアゼルバイジャンとの民族紛争(ナゴルノ・カラバフ戦争)に巻き込まれたことによる。彼はこのような状況の中で実兄を亡くし、4歳の頃に父親と共にオランダへと移住した。弟がいる。
キックボクシングは14歳の時に始め、オランダ国内の大会などで頭角を現した。
2006年K-1参戦。4月5日の開幕戦でオーレ・ローセンに判定勝ち。6月30日の準々決勝でもアルバート・クラウスに判定勝ち。続く準決勝でブアカーオ・ポー.プラムックに判定負けしたものの、K-1ルーキーイヤーでベスト4入り。
2007年4月4日、K-1 WORLD MAX 2007 〜世界最終選抜〜で全日本キックボクシング連盟王者山内裕太郎から計5回のダウンを奪いTKO勝ち。強烈なインパクトを残した。
2007年6月28日、K-1 WORLD MAX 2007 〜世界一決定トーナメント開幕戦〜の1回戦でマイク・ザンビディスと対戦。延長まで縺れ込むも判定負け。その後、ファン投票で1位となり、主催者推薦選手として準々決勝への出場が決定した。
2007年10月3日、K-1 WORLD MAX 2007 〜世界一決定トーナメント決勝戦〜の準々決勝でアンディ・サワーと対戦。1R互角に渡り合うも2Rにクロスカウンターを喰らいKO負けを喫した。
2008年4月9日、K-1 WORLD MAX 2008 FINAL16のトーナメント1回戦でGORIと対戦し、3Rに3ノックダウンを奪いKO勝ち。
2008年7月7日、K-1 WORLD MAX 2008 FINAL8のトーナメント準々決勝で魔裟斗と対戦し、判定負け。
2009年2月8日、IT'S SHOWTIME世界70kg級王座決定戦でムラット・ディレッキーと対戦し、TKO負けで王座獲得ならず。
2009年4月21日、K-1 WORLD MAX 2009 FINAL16のトーナメント1回戦で佐藤嘉洋と対戦し、延長R判定勝ちを収めた。
2009年7月13日、K-1 WORLD MAX 2009 FINAL8のトーナメント準々決勝で山本優弥と対戦し、判定負け。
2009年10月26日、K-1 WORLD MAX 2009 FINALのスーパーファイトで小比類巻太信と対戦し、判定勝ち。
2010年5月29日、IT'S SHOWTIMEでリーロイ・ケスナーと対戦し、1-4の判定負けを喫した〔5・29オランダでバダ・ハリに何が起こった!? K-1公式サイト 2010年6月1日〕。
2010年10月3日、K-1 WORLD MAX 2010 FINAL16イ・スファンと対戦し、左ハイキックでKO勝ちを収めた〔【K-1MAX】ペトロシアン、危なげなくFINALへ!キシェンコ、注目のサガッペットは敗退 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月3日〕。
2010年11月8日、K-1 WORLD MAX 2010 FINALの準々決勝でモハメド・カマルにダウンを奪った上で3-0の判定勝ちを収めるも、準決勝で佐藤嘉洋に0-3の判定負けを喫した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドラゴ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gago Drago 」があります。



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