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ガロアムシ
ガロアムシは、昆虫綱ガロアムシ目(非翅目、Grylloblattodea、Notoptera)の昆虫の総称。日本の中禅寺湖で最初に発見したフランスの外交官 E. Gallois にちなんで1914年に名づけられた。コオロギモドキとも言う。 現在知られているのは2亜科4属に属する25種。日本からは8種が知られる(ただし諸説があり研究者によって異論あり)。 ==形態== 細長い体をした、無翅の昆虫である。成長すると2cmになるものもありそこそこは大きい昆虫である。全体に黄褐色などの薄い色をしている。体は細長く、腹部の末端に一対の鞭状の尾角がある。頭部はやや平らな卵形で、複眼は極めて退化的。歩脚は歩行に適した形である。 シロアリの体と各脚を極端に細長くしたような外見であり、不完全変態昆虫としては原始的な姿を留めているとされる。幼虫、成虫、雌雄と問わず翅を欠く。幼虫も成虫も殆ど同じ形であるが、若齢の幼虫ほど体色が白く、成虫に近づくにつれ鮮やかな褐色となる。メスには小さいながらキリギリス科やコオロギ科のそれに似た産卵管がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガロアムシ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Grylloblattidae 」があります。
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