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ガンマ値(ガンマち)とは、画像の階調の応答特性を示す数値。また、入出力機器のガンマ値に応じた最適のカーブに画像の階調を補正することをガンマ補正(ガンマほせい)という。 == 概要 == === 映像機器のガンマ === ディスプレイ等の画像を出力する機器において、入力値(電圧やデジタルデータの数値など)と出力値(画像の明るさ)の関係は一次関数で示される関係ではなく、0を最小の明るさ、1を最大の明るさとした場合ので示されるカーブに近似した関係であることが多い。この時の冪乗の指数γをガンマ値と呼ぶ。 画像データの入出力機器はそれぞれ固有のガンマ値を持っている。一般的なCRTディスプレイのガンマ値は2.2に近い値である。液晶ディスプレイは、表示の原理がCRTディスプレイとは異なるが、ガンマ値がCRTディスプレイに近似した値になるよう調整されている。CRTディスプレイが持つ冪関数的な濃度階調は、CRTに使われる三極管の性質によるものでもあったが、人間の視覚にとっては階調を均等に感じさせる効果があった(ヴェーバー‐フェヒナーの法則)。 Macintoshの場合、Mac OS X v10.5まではシステムのガンマ値を1.8としていたが、Mac OS X v10.6で2.2に変更された〔Mac OS X v10.6 ガンマ 2.2 について 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガンマ値」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gamma correction 」があります。 スポンサード リンク
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