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ガーディニア
『ガーディニア』 (GARDENIA) は、1978年2月5日に発売された、加藤和彦の4枚目のソロ・アルバムである。 安井かずみとのコンビによる作品で、本作発表後、加藤はザ・フォーク・クルセダーズ時代から所属していた東芝EMIを離れ、ワーナー・パイオニアに移籍する。
==解説== 『ガーディニア』 は加藤和彦がブラジル音楽に取り組んだ作品で、当時の日本ではまだマイナーな音楽だったボサノヴァなどが取り上げられている。レコーディングにあたって、加藤はオリジナリティを重視し、海外ミュージシャンは起用せず、制作はすべて日本国内で行なった。ストリングスとホーンの編曲は、加藤がこの頃はじめて出会い、その才能を認めていた〔出典 『ワーキングカップル事情』 加藤和彦・安井かずみ著 リクルート情報出版 1984年〕 坂本龍一に委ねており、レコーディング・セッションにはサディスティック・ミカ・バンド時代からの朋友である高橋幸宏、後藤次利などに加え、笠井紀美子や村岡建、尾形道子など、ジャズ・フュージョン系のミュージシャンを多く起用し、各人のソロ・プレイがフィーチャーされている。ミキシングはスタジオ所属のミキサーが作業を途中でボイコットしたため、実質的に加藤がほぼ独りだけで行なったという〔出典 『エゴ 加藤和彦、加藤和彦を語る』 加藤和彦・前田祥丈著 スペースシャワーブックス 2013年〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガーディニア」の詳細全文を読む
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