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ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン : ウィキペディア日本語版
ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン

ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン (Girls Just Want to Have Fun) はシンディ・ローパーのソロ歌手としての最初のメジャーシングル曲。世界的なヒット曲になった。日本でのシングル発売時のタイトルは「ハイ・スクールはダンステリア」〔シングル「ハイ・スクールはダンステリア」PORTRAIT/EPIC SONY 075P-267〕であったが、後に原題を片仮名表記したタイトルに修正された。
== 概要 ==
プロモーション用も含め、シングルは38以上のヴァージョンがリリースされた。最も一般的なものは7インチシングル(ジャケットは様々なものがある)で、国により1983年1984年に発売された。次に一般的なものは12インチシングル盤で、これも1983年/1984年に発売された。
曲はロバート・ハザードによるもので、彼自身1979年にレコーディングしている。当初は男性視点の歌詞であった。ローパーヴァージョンではハザードの許可のもと、女性が演じるのにあわせた些細な歌詞変更がローパー自身により行われた。これは1983年のソロデビューアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』に収録された。シンセサイザー・サウンドに乗せた、女性の社会的地位に対する賛歌である。
当初は深夜のMTVで内輪向けに流されたが、すぐにヘヴィーローテーションされるようになり、1984年に「ヴィデオ・オヴ・ザ・イヤー」に輝いた。
マイリー・サイラスパール・ジャム、グレッグ・ラズウェル、ジョン・メイヤーアル・ヤンコビック(替え歌 "Girls Just Want to Have Lunch")、アルヴィン&チップマンクス、ベン・ギバート、シビル・シェパード、ローリー、エミリー・オータム、トリプル・イメージ、ザ・ダンディ・ウォーホルズ、ノーマン・パーム、デヴィッド・ローリングス、ジ・オーディナリー・ボーイズキャムロン等のみならず、30人を超えるアーティストからアルバムやライヴでカヴァーされた。またメキシコのバンド、ロス・ホロスコポス・デ・デュランゴはデュラングエンス・ヴァージョンとスパニッシュ・ヴァージョンの "Solo Quiero Bailar (I Just Want To Dance)"を発表した。ザ・チーター・ガールズは録音をしたものの、シングルはキャンセルされアルバムにも収録されなかった。
シングルは様々な形で発売され、たとえばオーストラリアではバースデイ・カードに同梱の3インチCDがリリースされた。また、カラオケヴァージョンも非常に多く作られている。ローパーは後に完全な手直しをし、1994年レゲエ風のアレンジを施した「ヘイ・ナウ(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン)」としてヒットした。2005年には再度リメイクし、チャートフ、ウィットマンとローパーのプロデュース、ゲストボーカルに日本のパフィーを迎えてアルバム『ザ・ボディ・アコースティック』に収録した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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