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キコ・カレーロ(Kiko Calero, 1975年1月9日 - )はMLBの投手。本名はエンリケ・ノマール・カレーロ(Enrique Nomar Calero)。右投右打。プエルトリコサントゥルセ出身。 2006 ワールド・ベースボール・クラシック・プエルトリコ代表。 == 経歴 == プエルトリコの高校を卒業し、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミのMiami Dade Collegeに進学。にデトロイト・タイガースからドラフト41巡目(全体1,142位)で指名されるが、契約せず。同州マイアミガーデンズのSt. Thomas Universityへ移り、のドラフトで今度はカンザスシティ・ロイヤルズに指名されてプロ入りするが、それでも27巡目(全体799位)と、当時の評価はそれほど高くはなかった。 その後は長い間マイナー生活が続いたが、にセントルイス・カージナルスでメジャー昇格を果たすと、主にリリーフとして26試合に登板し防御率2.82という数字を残した。翌はさらに投球内容が向上し、41試合登板で12ホールド・防御率2.78・WHIP0.816を記録した。ポストシーズンでもワールドシリーズ2試合を含む8試合に登板している。 これに目をつけたのがオークランド・アスレチックスだった。緊縮財政下にあるアスレチックスは、先発投手陣 "ビッグ3" のうちティム・ハドソンとマーク・マルダーの2人を放出して年俸総額を削ることを決定。それと同時に、チームの方針を「絶対的な力を持った先発陣にできる限り長いイニングを投げさせるスタイル」から「先発に5、6イニングまで投げさせ安定したブルペンにつなぐスタイル」へ転換させることにした〔小林信行 「投手王国の大変革 其の壱.「ビッグ3崩壊」アスレチックス」 『月刊スラッガー』2005年3月号、日本スポーツ企画出版社、2005年、雑誌15509-3、41-43頁。〕。 こうしてシーズン終了後の12月、カレーロはマルダーとのトレードで、ダン・ヘイレンやダリック・バートンとともにアスレチックスへ移籍した。移籍1年目となるには58試合、翌には70試合に登板したカレーロは、2年連続で防御率3点台前半の数字を残した。しかしは肩を痛めて6月に故障者リスト入りするなど46登板にとどまり、防御率も5点台後半と低迷した。 は、フロリダ・マーリンズで67試合に登板。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キコ・カレーロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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