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コブシ(辛夷、学名:''Magnolia kobus'')はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。別名「田打ち桜」。 ==特徴== 果実は集合果であり、にぎりこぶし状のデコボコがある。この果実の形状がコブシの名前の由来である。 高さは18m、幹の直径は概ね60cmに達する。 3月から5月にかけて、枝先に直径6-10cmの花を咲かせる。花は純白で、基部は桃色を帯びる。花弁は6枚。枝は太いが折れやすい。枝を折ると、 芳香が湧出する。アイヌ地方では「オマウクシニ」「オプケニ」と呼ばれる。それぞれ、アイヌの言葉で、「良い匂いを出す木」「放屁する木」という意味を持つ。樹皮は煎じて茶の代わりや風邪薬として飲まれる。 果実は5-10cmで、袋菓が結合して出来ており、所々に瘤が隆起した長楕円形の形状を成している。 北海道のコブシは「キタコブシ」と呼ばれることもある〔キタコブシ(北拳) - 北海道ホームページ〕。 遠くより見ると桜に似ていること、花を咲かせる季節が桜より早いことから、ヒキザクラ、ヤチザクラ、シキザクラなどと呼ばれる。これらの呼称は北海道、松前地方を中心に使われる〔。 File:P1320268 コブシの実.JPG|果実 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コブシ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Magnolia kobus 」があります。 スポンサード リンク
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