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キチンシンターゼ
キチンシンターゼ(Chitin synthase、)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。 :UDP-N-アセチル-D-グルコサミン + nUDP + n+1 従って、この酵素の2つの基質はウリジン二リン酸-N-アセチルグルコサミンとn、2つの生成物はウリジン二リン酸とn+1である。 この酵素は、グリコシルトランスフェラーゼ、特にヘキソシルトランスフェラーゼに分類される。系統名は、UDP-N-アセチル-D-グルコサミン:キチン 4-β-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼである。その他よく用いられる名前に、chitin-UDP N-acetylglucosaminyltransferase、chitin-uridine diphosphate acetylglucosaminyltransferase、chitin synthetase、trans-N-acetylglucosaminosylase等がある。この酵素は、アミノ糖の代謝に関与している。 ==生産== キチンシンターゼは、細菌の粗面小胞体で、不活性な酵素前駆体として生産される。酵素前駆体は、その後、ゴルジ体のキトゾームに収められる。キトゾームは、酵素前駆体を菌糸の先端まで運び、キチンシンターゼは細胞膜の内側で活性化する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キチンシンターゼ」の詳細全文を読む
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