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キトラ古墳(キトラこふん)は、奈良県高市郡明日香村の南西部、阿部山に築かれた古墳。亀虎古墳とも書く。墳丘にある石室内に壁画が発見され高松塚古墳と共に保存事業が進められている。 ==概要== 二段築成作りの円墳である。墳丘は小高い阿部山の南斜面に位置している。名称の「キトラ」は、「北浦」の転訛といわれる。 1983年11月7日、石室内の彩色壁画に玄武が発見され、高松塚古墳に次いで2例目となる大陸風壁画古墳として注目を集める。 1998年の探査で青龍、白虎、天文図が確認され〔、2001年には朱雀と十二支像が確認された〔。カビなどの被害が発生していたため壁画ははぎとられて保存されている〔。 2000年7月31日、国の史跡に指定され、同年11月24日には特別史跡に指定された。 2013年に石室の考古学的調査は終了したため石室は埋め戻されて墳丘の復元整備が行われている〔。 円墳であり、四神を描いた壁画があるなどの類似点から、高松塚古墳の「兄弟」といわれることがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キトラ古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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