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キニク学派 : ウィキペディア日本語版
キュニコス派[きゅにこすは]
キュニコス派(きゅにこすは)は、ソクラテスの弟子であるアンティステネスを祖とするヘレニズム期の古代ギリシア哲学の一派である。シニシズム(シニスム)、キニク学派(キニク派)、犬儒学派(犬儒派、犬のような乞食生活をしたから〔広辞苑(第5版) 1998年〕)ともいう。
ヘレニズム期の他の学派同様、倫理哲学にその特色をもつ。禁欲を重視するところではストア派とも通じるが、より実践を重んじ認識論的展開を見せなかった。
無為自然を理想として、現実社会に対しては諦めた態度を取っており、古典期の社会(ポリス)参加を重視する倫理思想と大きく異なる。
シノペのディオゲネスが有名である。
*「嘲笑する、皮肉屋な、人を信じない」という意味の「シニカル」という語は、キュニコス派を指す英語 ''cynic'' を形容詞化した cynical に由来する。
== 人物 ==

*アンティステネス(開祖)
*(シノペの)ディオゲネス

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キュニコス派」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cynicism (philosophy) 」があります。



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