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キニー湖()とは、北アメリカ大陸の北西部のカナディアン・ロッキーに存在する、小さな湖の1つである。また、の流れの途中に存在する、幾つかの湖の1つでもある。 == 概要 == キニー湖は、おおよそ北緯53度04分57秒、西経119度11分34秒付近に位置しており、ここはカナダのブリティッシュコロンビア州に属している〔Kinney Lake British Columbia Geographical Names (ブリティッシュコロンビア州の地名)〕。 湖面の標高は、約984mである〔ブリティッシュコロンビア州、ロブソン山州立公園のバーグ湖周辺散策路 (ここの右下に書かれている小さな図を参照。)〕。 この湖はロブソン山の山麓(ロブソン山の山頂から見て南西の方向)に存在しており、この付近は同州によってに指定されている。また、この湖の北岸側を通る遊歩道も整備されていて、同じく北岸側には1箇所キャンプ場も設置されており、そこには小屋も作られている〔ブリティッシュコロンビア州、ロブソン山州立公園のバーグ湖周辺散策路 〕。 ちなみに、の一部に当たる、の近くに、夏季の間だけ開設されているロブソン山州立公園のビジターセンターからキニー湖までは、比較的平坦な道のりであり〔ブリティッシュコロンビア州、ロブソン山州立公園のバーグ湖周辺散策路 (ここの右下に書かれている小さな図を参照。)〕、だいたい2時間から4時間で行くことが可能である〔ロブソン山州立公園のVisitor Centreと、その周辺散策について p.2 (右側下部) Kinney Lake Trallの項目〕。 ところで、キニー湖はロブソン川の途中に存在する(つまり、ロブソン川がこの湖に流れ込み、同じくロブソン川がこの湖から流れ出している)湖の1つであるわけだが〔キニー湖以外で、ロブソン川が流入し、同じくロブソン川が流出している湖としては、バーグ湖が挙げられる。〕、この湖は、ロブソン川の源流と、ロブソン川の終点(フレーザー川との合流点)との中間地点よりも、やや下流側に位置している〔ロブソン川の源流であるロブソン氷河(氷河の先端にできているロブソン湖)と、ロブソン川の終点であるフレーザー川との合流点とを直線で結ぶと、キニー湖はだいたい中点に位置している。しかしながら、ロブソン川はリアガード山やロブソン山の北から西側を迂回して南へと流れているため、川筋で見ると、キニー湖の位置は中間地点よりも下流側に当たる。〕。 なお、この湖の名称は、ジョージ・キニー(George Kinney)の名を取ったものであり〔アーサー・コールマン(Arthur Philemon Coleman) 『The Canadian Rockies ~ New and Old Trails ~ Mountain Classics Collection』 p.145 Rocky Mountain Books ISBN 9781894765763〕、カナダ人でトロント大学に所属する地質学者であったアーサー・コールマンが命名を行った〔Kinney Lake British Columbia Geographical Names (ブリティッシュコロンビア州の地名)〕。 なお、ジョージ・キニーは、アーサー・コールマンの友人であり、共にこの湖の周辺地域を調査した人物であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キニー湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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