翻訳と辞書 |
キハーダ
キハーダ(スペイン語:quijada)は、体鳴楽器に分類される打楽器のひとつ。広くラテンアメリカの多くの地域のラテン音楽で使われる楽器である。quijadaは顎の骨の意味。アフリカからラテンアメリカ地域に連行された黒人奴隷等がもたらしたアフリカ音楽要素の影響を受けた楽器でもある。 ロバや馬の下あごの骨を乾燥させることで歯肉を取り除くと、歯肉の厚み分だけ歯と骨に遊びができ、骨に付いたまま歯が自由に動くようになる。これを楽器として用いたものである。鈴を付けたものもある。 これを振ったり、叩いたり、棒などでこすったりして音を出す。日本の時代劇の効果音や演歌などでしばしば使われる、「カーッ」という音はこの楽器によって作られる(北島三郎の「与作」、荒井由実の「中央フリーウェイ」など)。 この楽器が得られないときには、ヴィブラスラップで代用される。 ==関連項目==
*ヴィブラスラップ
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キハーダ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|