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キバナウツギ
キバナウツギ(黄花空木、学名:''Weigela maximowiczii'' )は、スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木〔〔『日本の野生植物 木本II』p.238〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.718〕。 == 特徴 == 樹高は2-3mになる。よく分枝し、樹皮は灰褐色、若い枝は緑色で開出毛が2列に生える。葉は対生し、葉柄はほとんどなく、葉身は長さ3.5-9cm、幅1-4cmの卵状楕円形で、葉の先端は急に細くのびて鋭くとがり、基部はくさび形または円形になり、縁には鋸歯がある。葉の両面に毛があり、特に裏面の中央脈上にある開出毛が目立つ〔〔〔。 花期は4-6月。枝上部の葉腋に少数の花をつける。萼は早落性で、長さ8-15mm、毛があり、唇状に中・深裂し、上側の3裂片は長さ3-4mmと短く、下側の2裂片は2深裂する。花冠は淡黄色の鐘状漏斗形で、長さ3.5-4.5cmになり、先は5裂し、下側裂片の中央部は黄色になり橙色の網状紋がある。雄蕊は5本あり、花冠の上部につき、それぞれの葯は1列に合着する。柱頭は円盤状で、径2-2.5mmになる。果実は蒴果で、長さ1.5-3cm、径2-3mmの細い円筒状になり、熟すと2裂し、先端は離れる。種子は長さ2.5-3.5mmの楕円形になり、周囲に短い翼がある〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キバナウツギ」の詳細全文を読む
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