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キミオコゼ
キミオコゼ(学名:''Pterois radiata'') はインド洋と太平洋に生息する、フサカサゴ科に属する肉食で有毒の海水魚である。ミノカサゴの仲間としては唯一鰭棘に模様を持たない。尾柄部に一対の白い水平な縞が入ることでも近縁他種と区別することができる。 ==形態== キミオコゼは最大で体長約24cmまで成長するが、普通成魚の体長は20cmほどである。背びれには12本か13本の長く有毒の棘と、10-12本の軟条がある。尻びれは3本の棘と6本の軟条をもつ。大きな胸びれは体側面に向けて広がっており、透明で模様は無い。その他の鰭も無色である。体色は赤茶色だが、約6本の色の異なる暗い縞をもち、それらは細い白色のラインで区切られている。尾柄部には二本の水平な白色の縞があり、これによって近縁他種と区別することができる。同属種のネッタイミノカサゴ(''Pterois antennata'')によく似るが、前述の尾柄部の帯や、キミオコゼには胸びれ基底部の膜に丸い斑紋がないことなどによって区別できる〔瀬能宏監修『日本の海水魚』 山と渓谷社、2008年、84頁 ISBN 4635070255〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キミオコゼ」の詳細全文を読む
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