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キモグリバエ : ウィキペディア日本語版
キモグリバエ

キモグリバエは、ハエ目(双翅目)キモグリバエ科(Chloropidae)に属する種の総称。世界で約160属2000種が記録されている。一部の種の幼虫がイネムギなどの植物を食害するため、農業害虫として扱われることもある。
== 特徴 ==
小型のハエで、成虫の体長は約1.5-5.0mm〔Curtis W. Sabrosky (1989) Family CHLOROPIDAE. pp.650-665. In. Catalog of the Diptera of the Australasian And Oceanian Regions: Bishop Museum Publication〕。体色は黒、黄、赤などで、黒や赤の縞模様がある場合もある〔。額の単眼三角区が非常に大きく艶がある種が多い〔。
植生は非常に多様で、腐食性、植食性、肉食性、虫こぶを作る種、さらには寄生性の種など多岐にわたる〔。中でも、幼虫がイネを利用するイネキモグリバエ ''Chlorops oryzae'' 、ムギを利用するムギキモグリバエ ''Meromyza nigriventris'' などは農業害虫として扱われる〔平尾 重太郎, 長谷川 勉 (1958) ムギキカラバエに関する研究 : (予報) 日本応用動物昆虫学会誌 2(3), 215-222〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キモグリバエ」の詳細全文を読む



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