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キャセイ・パシフィック航空700Z便爆破事件 : ウィキペディア日本語版 | キャセイ・パシフィック航空700Z便爆破事件[きゃせい ぱしふぃっく]
キャセイ・パシフィック航空700Z便爆破事件(キャセイ・パシフィック航空700Zびん ばくはじけん)とは、1972年に発生した航空機爆破事件である。 == 事件の概略 == 1972年6月15日、シンガポール発タイ・バンコク経由香港行きとして運行中のキャセイパシフィック航空(当時イギリス領香港籍)700Z便コンベア880(登録記号VR-HFZ)は、バンコクを離陸して、南ベトナムの中央高地上空8840メートルを時速648キロメートル〔「ディビッド・ゲロー『航空事故』 イカロス出版 1997年、107頁〕〔「ディビッド・ゲロー『航空テロ』 イカロス出版 1997年、161頁〕で飛行していた。 この航空路はベトナム戦争のため、アメリカ軍による北ベトナム爆撃やベトコン掃討に向かうための軍用機に優先されていた。そのため、この民間航空機用の回廊のような航空路を通過する民間旅客機は乗務員が外を監視するのが常であった。 現地時間午後2時ごろに700Z便は突如空中爆発を起こし、サイゴン(現:ホーチミンシティー)から300キロメートル離れたプレイクのジャングルに墜落した。これにより旅客機に搭乗していた乗員10名、乗客71名のあわせて81名全員が犠牲になった。乗客には様々な国籍の人々が含まれており、その中には日本人17名が含まれていた。そのうち12名は東南アジアへの研修旅行から帰国する途中であった群馬県のプロパンガス販売業者の一行であり〔「朝日新聞」1972年6月16日付紙面。〕、いずれも群馬県内の同業界の重鎮達であった。
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