|
『キャプテン・ラヴ』は東芝EMI(現:EMIミュージック・ジャパン)より1999年3月11日に発売されたプレイステーション用恋愛アドベンチャーゲーム。 恋愛を主題にしたゲームではあるが、多くの恋愛ゲームとは異なり、ゲーム開始時点で主人公には恋人がいて、次々と知り合う女性たち(サブヒロイン)をことごとく振って、恋人との恋愛を貫き通すという独特のストーリーになっている。シナリオは一見するとギャグ要素が強く、雑君保プの描く独特のデフォルメキャラで表現される場面も多いが、本筋で熱く語られるのは「真実の愛」についてであり、決して軽い内容ではない。 当初は短気でわがままな恋人よりもサブヒロインのほうがよほど魅力的に描かれており、プレイヤーに対して恋人のために戦うことへの疑問を抱かせる。恋人を捨ててサブヒロインを選ぶことも可能なのだが、この葛藤を乗り越えることで真実の愛に到達できるという構造になっている〔『ユーゲーDX STAGE1』マイクロマガジン社、2004年6月、p.63、ISBN 4-89637-173-9〕。 欠点はゲームディスクの読み込みが遅いところである〔『ユーゲーDX STAGE1』p.521〕 2001年3月29日にハムスターからMajor Wave シリーズとして再発売された。 ==ストーリー== 主人公は過去から逃れるため、全ての人々が平等に愛し合う世界を目指す「ラブラブ党」に入り、愛の共産化のための活動を続けてきた。しかし、大学の入学式の日に不思議な女の子「永堀愛美」と出会い、強く惹かれてしまう。2人は付き合い始めるようになるが、愛美はラブラブ党のリーダー「永堀義光」の愛娘であり、個人間の恋愛を否定するラブラブ党の活動とも矛盾する。主人公は苦悩に苛まれるが、愛美への想いは日々強くなるばかりで、ついにラブラブ党からの脱退を決意する。主人公は、行く先々で出会う女性たちの誘惑を振り切って、愛美との愛を貫くことができるだろうか。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キャプテン・ラヴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|