|
キャラクターソングは、俳優や声優などが、テレビドラマ・映画・アニメ・ゲームなどで演じた役柄として歌唱した楽曲。レコード・CDなどとして発売される際に、役柄の名義で発売されることも多い。役柄の名義で発売された楽曲を指すことが一般的だが、制作サイドが公式にキャラクターについて歌った楽曲もキャラクターソングとされる場合もある。略してキャラソンとも称される。 == 歴史 == === 前史 === キャラクターソングの原点は、日本でアニメ放送が始まった1960年代までさかのぼる。1963年の『狼少年ケン』の挿入歌「ポッポとチッチの歌」をポッポ役の水垣洋子が歌唱したのが、おそらく声優ソングの最初の例である〔『リスアニ! 2012 Oct. Vol.10.1』p.103〕。ただし歌手の名義は水垣のままであってキャラクター名ではない。 以降、1977年の『ヤッターマン』ではエンディングテーマ「天才ドロンボー」をドロンボー一味役の小原乃梨子・八奈見乗児・たてかべ和也が、1979年の『ドラえもん』では挿入歌「おれはジャイアンさまだ!」をジャイアン役のたてかべ和也が、1983年の『キン肉マン』ではエンディングテーマ「キン肉マンボ」をキン肉マン役の神谷明が歌う、といった具合に、キャスト陣が歌唱するという「キャラクターソング的」な手法が根付いていった〔。 1982年の『超時空要塞マクロス』は歌を主題に据えたアニメ作品であり、劇中でのアイドル「リン・ミンメイ」を演じる飯島真理は数多くの曲の歌唱を担当したが、それが現実でのチャートでもヒットするようになり、後のバーチャルアイドルの先駆けとなった〔。しかしこの時点でもまだ歌手の名義は飯島のままである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キャラクターソング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|