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キャンプ・ボニファス : ウィキペディア日本語版
キャンプ・ボニファス

キャンプ・ボニファス(、 キャンプボニパス)は朝鮮半島軍事境界線沿いの共同警備区域(JSA)、板門店にある国連軍(実質は米韓連合司令部)の軍事基地。軍事境界線の南側400メートルに位置し〔、非武装地帯の北側境界から2400メートルに位置する。旧名キャンプ・キティホーク。
キャンプ・ボニファスは、共同警備区域の本拠地に当たり、その本来の任務は朝鮮戦争休戦協定の実施状況の監視にある。この他、非武装地帯とその周辺での国連軍の活動の見学ツアーの護衛にも当たっている。このキャンプには、非武装地帯や共同警備区域関連商品を扱うギフトショップもある。
近くで起きたポプラ事件で殉職したアーサー・ボニファス大尉(事件により少佐に昇進)を記念して、1986年8月18日、キャンプ・ボニファスと改称〔〔。
ここにはパー3で1ホール、人工芝のグリーンを持つ「ゴルフコース」がある。ここは三方を地雷原に囲まれており〔、アメリカのスポーツ週刊誌スポーツ・イラストレイテッドに「もっとも危険なゴルフコース」と呼ばれており、過去にミスショットが地雷を爆発させたこともあると報告されている〔。
このキャンプは軍事基地としては極めて小規模であり、ワシントン・ポストのケヴィン・サリヴァンの1998年の報告によると、「いくつかの建物があり、周囲は三重の有刺鉄線で囲まれており、軍事境界線 から440ヤードの位置にある。少し大きめのボーイスカウトキャンプのようだ」と述べている〔。
==関連項目==

*ポプラ事件 このキャンプが「ボニファス」と呼ばれるきっかけとなった事件。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キャンプ・ボニファス」の詳細全文を読む



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