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『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』(えいが プリキュアオールスターズニューステージ みらいのともだち)は、2012年3月17日公開のアニメ映画。「プリキュアシリーズ」の歴代作品のクロスオーバー作品の第4作目である。「プリキュアシリーズ」の映画作品の第12作目。 キャッチコピーは「女の子は誰でもプリキュアになれる!!プリキュアオールスターズ、新たなるステージへ――」。 == 概要 == 2011年3月公開の『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』(以下『DX3』)で完結した〔プリキュアぴあ等の記述による。〕従来の「『DX』シリーズ」に代わり、同年10月公開の『映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪』上映後の特報にて、「新たな展開」として本作品の制作・上映が発表された。 本作品では『DX3』で登場した21人のプリキュアに加え、『スイートプリキュア♪』からキュアビート〔2011年夏にイベント等で上映された『プリキュアオールスターズDX 3Dシアター』には登場している。〕とキュアミューズ、さらに映画初登場となる『スマイルプリキュア!』の5人、そして本作品オリジナルのキャラクターで、シリーズで初めて劇場版オリジナルのプリキュアとして登場する「キュアエコー」を含めた29人のプリキュアが登場する。 このうち『スマイル』と『スイート』に登場するプリキュア、そしてキュアエコーをメインに据え、『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』(以下『DX』)の後日談として〔パンフレット内「『オールスターズDX』と『NewStage』の意外なかんけい」より。2012映画プリキュアオールスターズNS製作委員会、2012年3月17日、4頁。〕同作品と同じ横浜みなとみらい21一帯を舞台に、『DX』の敵キャラクター「フュージョン」がプリキュアに倒されて分裂したかけらの一つと、それに出会った少女を中心に物語が展開される。一方、本作品では『GoGo!』までのプリキュアと妖精に声は当てられていないが、これは全員に喋るシーンを用意しようとすると難儀が生じるため、「喋らせることだけが存在感を表す手法ではない」としてこの措置が採られており、アフレコされている『ハートキャッチ』『フレッシュ』のプリキュアたちも当初はもっと活躍が少ない予定だった。 前作と同様に、新規参戦の『スマイル』はこれまでのプリキュアと関係性を持っておらず、妖精同士のみが既に知り合っているという状態でスタートし、劇中で『スマイル』は他のプリキュアの存在を知っていくようになる。劇中には過去作に登場したキャラクターが横浜を歩く人々として台詞なしで出演している(後述)。 本作品ではゲスト声優として、キュアエコーこと坂上あゆみ役に能登麻美子が起用されたほか、フュージョンのかけらである「フーちゃん」役に子役の熊田聖亜が、また本作品の鍵を握る少女・坂上あゆみの母親役として赤江珠緒(制作局の朝日放送出身のフリーアナウンサー)が出演する〔〔。赤江がプリキュアシリーズに出演するのは2005年4月公開の『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』(妖精騎士ハート役)以来で、『スマイル』の第8話にも『情報満載ライブショー モーニングバード!』〔2015年3月30日から単に『モーニングバード』と改題、同年9月28日からは『羽鳥慎一モーニングショー』に変更、羽鳥はキャスターを継続したが、赤江は降板した。〕のキャスターである本人役として羽鳥慎一(羽鳥の声の出演は無し)と共に出演している〔〔。 本作品でも鑑賞者参加型システムが行われ、中学生以下の子供には「ミラクルデコルライト」が配られる。また「オールスターズニューバイザー」〔表は『スマイル』全員と、キュアブラックからキュアメロディまでの歴代主人公的プリキュア、裏はメップルからキャンディまでの歴代妖精が、それぞれ描かれている。〕という紙製サンバイザーが配られるが、その一方で、2008年公開の『映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』以来続いていた、「『データカードダス』のプレゼント」は、本作品からオールスターズ映画のみ廃止された。 全国172スクリーンという規模での公開ながら、2012年3月17、18日の初日2日間で興収1億9,543万500円、動員17万5,268人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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