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キュビエ島(英語、Cuvier island)とは、太平洋上の存在する島の1つで、ニュージーランドの北島の近く(北東沖)に位置している、小さな島である。 == 地理 == キュビエ島は、南緯36度26分、東経175度46分に位置しており、この場所はグレートバリアー島の南東約23 km、グレートマーキュリー島の北約15 km、北島北東部のコロマンデル半島から約30 kmほどの位置に当たり、ニュージーランドに属している。キュビエ島の大きさは、長さ約2.5 km、幅約1.4 km、面積2 km2弱である 〔 ちなみに、キュビエ島には起伏があって、例えばキュビエ島燈台が立地している場所の標高は119 mある。 〕 。 このような小さな島でありながら、国際自然保護連合が危急種の1つとしているウスヒメシロハラミズナギドリが、少数ながら繁殖地として利用している島であり 〔 ウスヒメシロハラミズナギドリは、その繁殖地が狭い範囲に限られていることで知られている。 〕 、例えば2012年には14つがいのウスヒメシロハラミズナギドリがキュビエ島で繁殖を行った 〔 pterodroma pycrofti 〕 。 このようなこともあって、ニュージランドはキュビエ島の全島を自然保護地域としている他、ヒトが移入して動物を持ち込む以前の生態系の復元も試みている 〔 Cuvier Island restoration (from the Department of Conservation website) 〕 。 なお、この島にはキュビエ島燈台が1889年に建設され、その後、燈台守が島に常駐していたものの、1982年に燈台は完全に自動化する改良が行われたため、燈台守も島から退去した 〔 Cuvier Island Lighthouse 〕 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キュビエ島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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