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クメン
クメン (cumene) は分子量 120.19、示性式 C6H5CH(CH3)2で、ベンゼンの水素原子の一つがイソプロピル基に置換した構造を持つ、炭化水素に分類される芳香族化合物の一種である。「クメン」は慣用名であり、 クミン酸 (cuminic acid、4-イソプロピル安息香酸) に由来する。IUPAC命名法でその構造は (1-メチルエチル)ベンゼン などと表される。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。
== 性質 ==
特異臭を持つ無色透明の液体。引火点は31℃のため引火しやすい。空気中で酸化されて爆発性の過酸化物を生じやすく、酸や強力な酸化剤と激しく反応する。また、皮膚への刺激性が強いため取り扱いには注意が必要である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クメン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cumene 」があります。
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