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キューバン・キャトル・ドッグ : ウィキペディア日本語版 | キューバン・キャトル・ドッグ キューバン・キャトル・ドッグ(英:Cuban Cattle Dog)は、キューバ原産の牧牛犬種である。
== 歴史 == 18世紀ごろに作出された犬種で、特殊な牧牛作業に適応させるため、さまざまな作業犬を掛け合わせて作られた。ベースとなったのはキューバン・マスティフで、改良に使われた作業犬はスペインの牧牛犬種であったといわれている。 本種は牧牛を専門として使役されていたが、他犬種では類を見ない特殊な働きをした。キューバへ輸入される肉牛は船に積まれてやってくるが、港へ到着すると牛は船から海へ突き落とされる。そこへ本種が2頭繰り出され、牛の両耳を口で引っ張って泳ぎ、誘導を行う。桟橋に向かわせるために慎重に牛を引きながら泳いでいき、牛の足が浅瀬に着いたことを確認すると耳を離し、再び泳いで引き返し、次の牛を誘導しに行く。これが本種の使役の全容である。溺れた牛は角を咥えて救出し、暴れる牛は耳を噛む強さを調節し、いうことをきかせた。尚、陸地での牧牛作業は通常本種の専門外で、そちらはキューバン・マスティフなどがつとめた。 本種は1839年に姿や性質などが描写され、出版された本によってその名を知られることになるが、その後牛の運搬スタイルが劇的に変化したため、仕事を失い20世紀ごろに絶滅してしまった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キューバン・キャトル・ドッグ」の詳細全文を読む
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