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『獣電戦隊キョウリュウジャー』(じゅうでんせんたいキョウリュウジャー)は、2013年(平成25年)2月17日から2014年(平成26年)2月9日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST) に放送された、東映制作の特撮テレビドラマのタイトル、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。 キャッチコピーは「史上最強のブレイブ!!」。 == 概要 == 前作『特命戦隊ゴーバスターズ』が挑戦作であったのに対し、本作品ではストレートな”王道”の戦隊が志向されている。モチーフは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』に続く3度めの「恐竜」になっている。モチーフに恐竜が選ばれた理由として、番組スポンサーのバンダイが事前に子供を対象に行ったアンケートに「タイムマシンで行ってみたい時代は?」という質問があり、恐竜時代が1位を獲得したところも 大きく影響している〔メディアにもよるがテレビ番組での初出は2013年7月23日放送のおはよう朝日ですで、大恐竜展と恐竜つながりで報じられた。〕。作品コンセプトとして、東映チーフプロデューサーの大森敬仁は「強い戦隊」、パイロット監督の坂本浩一は「王道戦隊」という要素をそれぞれ掲げている。 キョウリュウジャー側のデザインは「噛みつく」というコンセプトでまとめられている〔。初期メンバーの色構成は赤・黒・青・緑・桃という、シリーズ初の構成が採られている。『電撃戦隊チェンジマン』(1985年)以来、28年ぶりのイエロー不在の作品となっているが、代わりに各ヒーローの挿し色としてイエローが用いられている〔〔。また従来の戦隊にはない新たな要素として肩アーマーが付けられている。 変身シーンや獣電竜のカミツキ合体のシーンなどでサンバなどの民謡音楽が取り入れられているのも特徴である。プロデューサーの大森からの「聴いたことのないような変身音」と「大ヒットとなった『仮面ライダーオーズ/OOO』を超えるものを」という提案を受け、それまでの作品に多かった機械的な効果音ではなく音楽が用いられた〔。音楽やダンスは劇場版で物語上の設定として掘り下げられ、テレビシリーズ後半での重要な展開にも組み込まれている。 オープニング映像や本編における各メンバーの個別での紹介映像とともに出演者紹介のテロップが画面に現れるフォーマットや、CM前後のアイキャッチ映像と音楽〔一時期はアイキャッチ中のタイトルコールも追加された。〕、また変身後の各戦士ごとの名乗りや本編第2話からの変身バンク、さらに初期には敵幹部や怪人が初登場した際のテロップといった、シリーズが進む中で踏襲されなくなったさまざまな要素が本作品で再度導入されている。また、従来のシリーズ作では変身後の名乗りに使う程度だった「戦隊」というワードをリーダーであるキョウリュウレッドの「俺たちは戦隊だ!」という口癖に取り入れ、メンバーの結束の象徴として多用している。アクションでは坂本の得意とするワイヤーアクションが多用され、トランポリンの使用も避けられていた前作と差別化されている。前作での巨大戦をルーチンワーク化しないという方向性は引き継いでおり、前作がストーリー面で変化をつけたのに対し、本作品ではヒーローと巨大ロボットのアクションを同じ画面で見せるなど、画面作りで変化をつけている〔。また前作のノウハウを引き継いだオープンセットでの特撮も用いられている。最終回はスーパー戦隊シリーズでは珍しく、戦隊メンバー全員が変身しないものとなった〔。 途中からではあるが、戦隊シリーズで初めて次回予告中に「この番組はフィクションです」のテロップが流れるようになった。 本編の撮影は2013年内に終了しており、年明けからの『烈車戦隊トッキュウジャー』の撮影とは重複せずに撮り終えている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「獣電戦隊キョウリュウジャー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Zyuden Sentai Kyoryuger 」があります。 スポンサード リンク
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