翻訳と辞書
Words near each other
・ ギロチン (ビール)
・ ギロチン (写真)
・ ギロチン (曖昧さ回避)
・ ギロチンチョーク
・ ギロチンドロップ
・ ギロチンマシン中村奈々子
・ ギロチン・ゴードン
・ ギロチン・ドロップ
・ ギロドゥス
・ ギロピタ
ギロホリン酸
・ ギロホル酸
・ ギロホール酸
・ ギロモン
・ ギロロ
・ ギロロ伍長
・ ギロン
・ ギロン人
・ ギロヴェッツ
・ ギロー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ギロホリン酸 : ウィキペディア日本語版
ギロホール酸
ギロホール酸英語、Gyriphoric acid)とは、地衣デプシドに分類される有機化合物の1種で、4-オキシ]-2-ヒドロキシ-6-メチル安息香酸のことである。なお、片仮名表記では、ギロホル酸ギロホリン酸などと書かれる場合もある。
== 構造と性質 ==

ギロホール酸の分子式はC24H20O10であり

Gyriphoric acid


化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 2』 p.898 (左中央) 共立出版 1963年8月25日発行 ISBN 4-320-04016-3


ギロホール酸

、モル質量は468.4096 (g/mol)である

Gyriphoric acid


ギロホール酸は、3つの芳香環を持ったデプシドの1種に分類できる構造をしている

LICHEN COMPOUNDS AND DYES


したがって、分子中にフェノール性水酸基を持っており、塩化鉄(III)と反応させると赤紫色を呈する

化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 2』 p.898 (左中央) 共立出版 1963年8月25日発行 ISBN 4-320-04016-3


また、さらし粉と反応させると赤色を呈するものの、こちらは時間が経つと褪色する

化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 2』 p.898 (左中央) 共立出版 1963年8月25日発行 ISBN 4-320-04016-3


ギロホール酸は、常温常圧では無色の固体であり、融点は約220 ℃

化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 2』 p.898 (左中央) 共立出版 1963年8月25日発行 ISBN 4-320-04016-3


エタノールクロロホルムには溶解しにくいものの、加熱するとアセトンにはよく溶ける

化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 2』 p.898 (左中央) 共立出版 1963年8月25日発行 ISBN 4-320-04016-3


このアセトン溶液から再結晶した場合、ギロホール酸は無色の針状晶を形成する

化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 2』 p.898 (左中央) 共立出版 1963年8月25日発行 ISBN 4-320-04016-3



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギロホール酸」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.