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クエン酸 : ウィキペディア日本語版
クエン酸[くえんさん]

クエン酸(クエンさん、citric acid)は、示性式 C(OH)(CH2COOH)2COOH で、柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつである。
漢字では「枸櫞酸」と記される。枸櫞とは漢名マルブシュカンシトロン)を指す。レモンをはじめ柑橘類に多く含まれていることからこの名がついた。柑橘類の酸味の原因はクエン酸の味に因るものが多い。また、梅干しにも多量に含まれている。
== 性質 ==
化学式C6H8O7、分子量は192.125。CAS登録番号(無水物)、(一水和物)。カルボキシル基を3個有する弱酸で、爽やかな酸味を持つことから食品添加物として多用される。IUPAC名は2-hydroxypropane-1,2,3-tricarboxylic acid
水溶液は弱酸性p''K''a = 2.87)を呈する。常温で無色あるいは白色の固体であり、無水物と一水和物の結晶がある。両者とも揮発性は無く無臭である。一水和物は加熱すると100 で融解し、130 に保つと融点153 の無水物となる。175 以上では分子内脱水によりアコニット酸となる。金属イオンとキレート錯体を作ることが知られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クエン酸」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Citric acid 」があります。



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