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ククルビタシン : ウィキペディア日本語版
ククルビタシン

ククルビタシン(cucurbitacin)はウリ科植物に特有のステロイドの一種であり、トリテルペンに属する。キュウリメロンスイカなどのへたに近い部分に含まれる。
== 概要 ==
ゴーヤに多く含まれ、モモルデシン(momordicin)とともに強烈な苦味の元になっている。また、ヨーロッパに生息するキノコの一種''Leucopaxillus gentianeus''(キシメジ科オオイチョウタケ属)の苦味成分としても知られる(成分はククルビタシンB)。
キュウリメロンスイカでは、通常は含量が少ないため苦味までは感じない。
ヘチマユウガオなどの一部の株において稀にククルビタシンを多く産生するものが混じって流通することが知られており〔、自家栽培したものなどを苦味を我慢して食べたことによる食中毒事例(おう吐や下痢等)もある〔。ヒョウタンによる食中毒事例もある〔。2014年7月には岡山県の飲食店でズッキーニによる食中毒事例が発生した。異常に苦いものは食べるのをやめるのが無難である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ククルビタシン」の詳細全文を読む



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