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クサヨシ
クサヨシ(草葦、学名: )は、イネ科クサヨシ属の多年草である。背が高くなる草で、1.5mを越える物もある。和名は、アシに似ているがより草っぽいことから。 湿地に群生する姿はアシに似ているが、小穂の構造などは大きく異なり、全くの別属である。外見的には、アシが夏の終わりから秋に穂を出すのに対して、クサヨシは初夏に穂を出す点、アシの穂が柔らかく広がり、あるいは枝垂れるのに対してクサヨシの穂は真っすぐ立つ点などが目立った差異である。 == 特徴 == 地下に根茎があり、長く這う。茎はしっかりと直立し、高さ80-150cm、時には180cmに達する。茎にはまばらに節があり、節ごとに葉をつける。長い葉鞘の先の葉身は細長く、粉を吹いたように白っぽく明るい緑色。柔らかいが周囲はざらつく。 5-6月に茎の先端に花序を出す。花序は真っすぐに上に向かい、円錐花序だが側枝は広がらず、一本の束になる。花時期には枝がやや広がるが、果実時期には元に戻る。ヨシのように枝が広がったり横向きにしだれたりはしない。 小穂は先のとがった楕円形で長さ4-5mm、左右から偏平で中には小花を一つだけ含む。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クサヨシ」の詳細全文を読む
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