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クシタニ : ウィキペディア日本語版
クシタニ

株式会社クシタニ(''Kushitani CO.,LTD.'' )は、静岡県浜松市に本社を置く企業。バイク用レーシングスーツなどの皮革製品を中心とした、主として2輪車ライダー向けライディングギアを企画製造販売する企業である。
== 沿革 ==
太平洋戦争後間もなく、静岡県浜松市で革製品の製造販売店として夫婦二人(櫛谷淑啓、櫛谷稔子)と数人の職人で創業する。創業時の名は「櫛谷商店」。有限会社として登記する際、最初は櫛谷淑啓が社長になったが、株式会社に変更の際に妻の櫛谷稔子が社長になったという〔八重洲出版『別冊モーターサイクリスト』2001年7月号〕。
1953年昭和28年)8月スズキメカニックから、ジャンパーとズボンのツーピースではなく、上下一体(ワンピース)のレーシングスーツ(革ツナギ)の製作依頼を受け、それがきっかけになり革ツナギの製造販売を手がけるようになる〔八重洲出版『別冊モーターサイクリスト』2001年7月号〜8月号〕。最初は外国製革ツナギを参考にしながら製作し始める〔八重洲出版『別冊モーターサイクリスト』2001年7月号〕。
クシタニ製革ツナギはライダーからの評判がよく、日本の伊藤光夫伊藤史朗だけではなく、エルンスト・デグナーフィル・リードといった海外の世界GPトップライダーたちも使用するようになる。採寸は女性社長の櫛谷稔子(後に会長)が自ら行っていた。海外のライダーたちは櫛谷社長のことを「日本のママ」と呼び、ワイン・ガードナーは「ボス(社長)」と呼んでいた。ランディ・マモラは、櫛谷社長から幼児用と思われる小型の革ツナギをプレゼントされて喜び、その革ツナギを幼い我が子に着せてスタジオ写真を撮影。その写真を櫛谷社長へ返礼としてプレゼントした〔八重洲出版『別冊モーターサイクリスト』2001年7月号〜8月号、日本モーターサイクル史 p523〕。
革ツナギの製造は自動化できないため、現在も革職人による手作りである〔『日本モーターサイクル史』(p523)より。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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