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クック諸島[くっくしょとう]
クック諸島(クックしょとう、)は、南太平洋ポリネシアにある24の珊瑚環礁と火山島からなる島国である。 ニュージーランドと自由連合制をとり、国民はニュージーランド国籍を有する。軍事および外交の最終的な責任はニュージーランドが有するが、主権国家と同等の内政を行い、ニュージーランド政府の事前承認を経ずに独自の外交を行っている。国連には加盟しておらず国家として承認していない国が多いが、2001年以降諸外国との外交関係の樹立を積極化させている。現在は、国連に加盟する31か国およびバチカン、欧州連合と外交関係を締結している。日本は2011年3月25日にクック諸島を国家として承認し、同年6月の首相夫妻来日を機に、実務レベルでの外交関係を開設した〔外務省 プレスリリース 日クック外交関係開設に係る署名式および松本外務大臣のプナ・クック諸島首相表敬(概要) 2011年6月16日〕。 == 歴史 == 1770年にジェームズ・クックがヨーロッパ人として初めて発見し、諸島名も彼の名をとって名づけられた。その後1858年にラロトンガ王国が建国され、1888年にイギリスの保護領となったが、1901年にニュージーランドの属領となった。 1965年、住民はニュージーランド内での内政自治権の獲得を選んだ。同時に軍事および外交部門以外の立法権および行政権をクック諸島政府が有することになった。1973年のニュージーランドとの共同宣言で、独自に諸外国と外交関係を持つ権利が認められる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クック諸島」の詳細全文を読む
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