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クリオキノール : ウィキペディア日本語版
クリオキノール

クリオキノール(Clioquinol)又はキノホルム(Chinoform、Quinoform)又はヨードクロルヒドロキシキン(Iodochlorhydroxyquin)又はPBT1は、抗真菌作用抗原虫作用を持つ化合物である。多量投与で神経毒性を持つ。8-キノリノール誘導体であり、DNA複製に関する酵素を阻害する。これはウイルス原生動物感染症に対しても有効である。日本ではスモンを引き起こして1970年に使用が中止されたが、2015年時点で販売が継続されている国も有る。
==抗原虫薬==
1964年にクリオキノールが入院患者の赤痢菌及び赤痢アメーバ(''Entamoeba histolytica'')感染症の予防と治療に有効であるとの報告がなされた。同報告では4年以上に亘り4千名の患者に投与したが、副作用は少なかったとされた。
クリオキノールの抗原虫作用に関する新しい報告には下記の例が有る。
*2005年、オランダ人家族に発生した赤痢アメーバ感染症の治療への使用例
*2004年、オランダでの感染症への使用経験
*1979年、ザイールでの赤痢アメーバ感染症への使用経験

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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