|
クリストバル・アルフテル・ヒメネス=エンシーナ (Cristóbal Halffterr Jiménez-Encina, 1930年3月24日 - )は、スペインの作曲家。作曲家ロドルフォ・アルフテルとエルネスト・アルフテルの甥である。ドイツ系。マドリード出身。 1936年、アルフテルの家族はスペイン内戦から逃れるためドイツに移住したが、1939年にマドリッドに戻り、アルフテルはその地のドイツ人学校で学んだのちマドリード音楽院に入学して1951年に卒業した。1955年、エマヌエル・デ・ファリャ管弦楽団の指揮者に任じられた。作曲家と指揮者として順調なキャリアを経て、伝統的なスペインの要素と前衛的なテクニックを組合わせた作品を作曲した。ピアノ協奏曲は1953年に国家音楽賞を受賞した。1961年、マドリッド音楽院の作曲の教授となった。1989年にはを受賞している。 アルフテルの作品は、オペラ《ドン・キホーテ》(2000)のほか、大編成の管弦楽曲が多い。自分でもオーケストラを指揮する。息子も作曲家で指揮者である。 == 主な作品 == * ピアノ協奏曲 (1953) * Tres piezas (1955) 弦楽四重奏 * Introduccion, fuga y finale (1957) ピアノ * 3つの器楽群のためのシンフォニア ''Sinfonía para tres grupos instrumentales'' (1963) * Lineas y puntos (1966) 20の木管楽器と電気音響 * 《環 ''Anillos'' 》 (1966) オーケストラ * カンタータ《シンポジオン ''Symphosion'' 》(1966) * Yes, speak out, yes (1966) カンタータ * Noche pasiva del sentido (1970) ソプラノ、2台のパーカッション、4台のテープレコーダー * Planto por las victimas de la violencia (1971) 室内楽と電気音響 * Elegia de la muerte de tres poetas espanoles (1975) * Officium defunctuorum (1979) オーケストラと合唱 * 《ヴェルサス ''Versus'' 》 (1983) * Siete cantos de Espana (1992/92) * 《ドン・キホーテ ''Don Quixote'' 》 (2000) オペラ * Attendite (2003) チェロ八重奏 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリストバル・アルフテル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|