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クリスマスの約束 : ウィキペディア日本語版
クリスマスの約束[くりすますのやくそく]

クリスマスの約束』(クリスマスのやくそく)は、2001年より毎年12月25日クリスマス)前後にTBS系列で放映されている音楽番組。略称はクリ約
== 解説 ==
2001年にセルフカバー・アルバム『LOOKING BACK 2』のヒットを受けてTBSスタッフは小田和正に『うたばん』〔2010年3月に終了。その後『ザ・ミュージックアワー』として同年9月14日まで放送。〕への出演オファーを出した。小田はそれを辞退したものの、小田がメインの番組を作りたいとするスタッフの諦め切れぬ思いから「全く新しい形の音楽番組を作りたい」とTBSが小田に持ちかけ、小田をメインアーティストに「アーティストがお互い認め合えるような番組」を目指して阿部龍二郎チーフプロデューサー(現:制作局バラエティー制作部長)をはじめとする『うたばん』と同じスタッフで企画制作された。
番組制作に当たり有名アーティスト7組に出演依頼(後述)するもそのすべてから出演を辞退され、納得できないスタッフを小田が説き伏せる形で単独ライブ形式の公開収録を行った。その後リクエストに応じて再放送されて以後、毎年制作・放送されている。
番組のコンセプトである「アーティスト同士がお互いを認め、愛し、尊敬すること」は、オフコース活動休止中の1982年に小田が考えた『日本グラミー賞構想』が基になっている。それについてはエッセイ『TIME CAN'T WAIT』(1990年12月25日初版、朝日新聞社)での"僕の挫折"という章で触れている。
2011年から放送当日の読売新聞朝刊に番組告知の一面広告が掲載されることがある〔番組開始の2001年から2010年までは朝日新聞朝刊に掲載された。2007年は放送1週間前の12月18日に、2009年と2010年は夕刊にも掲載。2013年は朝日新聞朝刊にも3年ぶりに掲載された。〕。番組開始の2001年から2004年までと、2006年から2008年まで小田はニット帽を被って出演していたが、小田の所属事務所のスタッフによると「冬のイメージを出すため」だという。2005年と2009年以降はニット帽を被らずに出演している。
番組開始の2001年から2008年までは主に小田自身がメインで歌うことが多かったが、2009年以降はゲストがメインで歌うことが多くなり逆に小田がメインで歌うことが少なくなっている。これについて水野良樹いきものがかり)は2011年の放送終了後に更新したブログで小田は「小田和正の」クリスマスの約束を「みんなの」クリスマスの約束にしたいという思いを持っており、「もうクリスマスの約束では、俺が前に出るのはいいんだ」と語っているという。
放送形態については、基本的にローカルセールス扱いであるため、放送局によってはTBSとの同時ネットとせず、後日時差放送を実施したり、未放送になるケースがある。例外的に2011年はネットワークセールス扱いで放送された
ちなみに番組の題字は小田自身の直筆によるもので(「約束」の部分はクリスマスカラーの赤と緑で表示される)、その下に放送日が小さく記されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クリスマスの約束」の詳細全文を読む



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