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クリス・ジェリコ(Chris Jericho、1970年11月9日 - )は、カナダ・マニトバ州ウィニペグ出身のプロレスラー、ミュージシャン、俳優。本名はクリストファー・キース・アーヴァイン(Christopher Keith Irvine)。 == 人物 == プロレスラーとしてはかつてFMW、WAR、新日本プロレスに来日、ECW、WCW、WWEに所属していた。ニューヨーク州マンハセット生まれ、カナダ・ウィニペグ育ち。父は元NHLの選手。ニックネームはY2K問題にかけたY2J。リングネームはメキシコ時代のコラソン・デ・レオン、レオン・デ・オロ、ライオンハート、新日本プロレス東京ドーム大会でのスーパーライガーなど。自称「世界の王(King of The World)」、「世界一のレスラー(The best in the world at what I do)」、「ハデハデの王(King of Bling Bling)」、「ロックンローラーの教祖(Ayatollah of Rock'n Rolla)」。 またプロレスラーと並行してヘヴィメタルバンド「FOZZY」のヴォーカルを務め、すでにアルバムを4枚出している。3枚目のアルバム発表時まではFOZZYではムーングース・マックイーン(Moongouse McQueen)を名乗っていた。2005年以降、WWEを離脱しFOZZYでの活動に専念、数か月~数年後またWWEに復帰するというサイクルで主に活動しており、WWEへの復帰は毎回大きなサプライズとなっている。2010年6月から7月まで、クイズ番組ダウンフォールの司会を務めた。 WWEでのトップヒールとしての活躍が有名であるが、若い頃は金髪と女性ウケのいい甘いマスクのせいで「パっとしないベビーフェイス」に甘んじることが多かった。しかしながら日本のスタイル、軽量級の王座をいくつも獲得した空中殺法、そして伝統的なアメリカンプロレスの小悪党的なヒール像(ハンサムで技巧派でアピールが上手い、そして反則を巧みに使って王座を防衛していくといったもの)を独自にアレンジし最終的にはヒール、ベビーフェイスにも当てはまらない独自のポジションを築く。たゆまぬ努力と研究の結果、独自のスタイルを確立したことがクリス・ジェリコを団体の頂点へと押し上げた原動力である。シングルもタッグも器用にこなすだけではなく、ラダーマッチ、ケージマッチ、TLC、エリミネーション・チェンバー・マッチ、自らが考案したマネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチなどのハードコアマッチも得意とし、また豊富なスタミナと技の引き出しの多さからバトルロイヤル等の長期戦でも盛り上げや見せ場を作るのに非常に長けており、WWEのストーリーラインには欠かせない存在である。 若手の頃は日本を主戦場としていたこともあり、『週刊ゴング』を愛読していて、流暢な日本語を話すことや片仮名の読み書きができるなど親日家であり、WWEの日本公演時はたいていの場合出場し、記者会見にも応じている。なお、2010年8月現在、実に42回来日している。来日する度に海外だけではなく日本のヘヴィメタルバンドのCDを買い漁ることでも有名。特に好きなバンドはLOUDNESSとX JAPANで「カナダのX JAPAN大使」を自称するほどである。過去にクリス・ジェリコ名義でBURRN!のインタビューも受けたことがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリス・ジェリコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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