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クリス・タンガリーディス〔現在では「タンガリーディス」という表記が一般的だが、もともと日本でなじみの薄いファミリーネームであるせいもあり、かつてのメディアでは「ツァンガリーディス」,「タンガリーデス」,「タンガリーズ」,「ザンガリーディス」,「サンガライズ」など様々に表記された。〕 (Chris Tsangarides)はイギリスの音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア。 ==キャリア== 1975年にロンドンのモーガン・スタジオで、ジューダス・プリーストの『運命の翼』(Sad Wings of Destiny)のアシスタント・エンジニアとしてそのキャリアをスタートした。 1978年にはゲイリー・ムーアの『バック・オン・ザ・ストリーツ』で初めてメイン・プロデューサーとして仕事をする。 ガリガリとエッジの効いたハードなギターサウンドの録音に長け、1980年代から現在まで数多くのヘヴィメタル、ハードロックアーティストに携わり、ジューダス・プリースト、アンヴィル、ゲイリー・ムーア、シン・リジィ、ハロウィンなど、幅広いアーティストの作品に参加した。 ヘヴィメタル以外のアーティストではデペッシュ・モード、トム・ジョーンズなどを手掛けている。 よりナチュラルなギター音を得られることで世界中のプロデューサーに支持されているVORTEX ミキシング・システムの開発者でもある。 1991年には、約14年ぶりにジューダスを手掛け、『ペインキラー』(Painkiller )でグラミー賞にノミネートされた。 1990年代中盤以降、イングヴェイ・マルムスティーンの作品を多く担当し、『マグナム・オーパス (Magnum Opus)』(1995年)、『インスピレーション (Inspiration)』(1996年)、『フェイシング・ジ・アニマル (Facing The Animal)』(1997年)、『エレクトリックギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 (Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E flat minor LIVE with the New Japan Philharmonic)』(1998年)、『アルケミー (Alchemy)』(1999年)などにプロデュース、エンジニアリングで参加している。 2006年、生まれ故郷のホワイト・クリフに、32チャンネルTLA VTCデスクを備えた自らのスタジオThe Ecology roomsを建設。 2007年6月、ブラック・サバスのトニー・アイオミの娘トニ・メリー・アイオミ、ジューダス・プリーストのイアン・ヒルの息子アレックス・ヒルが中心となって結成したイギリスのバンドLunarMileをプロデュース。 2009年に公開された、カナダのヘヴィメタル・バンドアンヴィルを題材としたドキュメンタリー映画『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(原題:Anvil! The Story of Anvil)に本人として出演。 最近では、コミュニティFMRadio Tircoedの番組『ロックショーLIVE!』で自身のキャリアについてインタビューに答え、2009年9月6日からロックショーのウェブサイトでポッドキャストとしてリリースされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリス・タンガリーディス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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