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珪孔雀石[けいくじゃくせき]
珪孔雀石(けいくじゃくせき、chrysocolla、クリソコラ)とは、ケイ酸塩鉱物の一種。孔雀石(Cu2(CO3)(OH)2)の炭酸がフィロケイ酸に置き換わったような組成であり、孔雀石と同時に産出されることも多い。ただし、孔雀石と違って塩酸では発泡しない点から区別できる。 語源はギリシャ語で「金のはんだ」を意味するが、この鉱石が用いられたとは思えないことから、何か別の物と混同されたと考えられている。
== 成分・種類 == 化学組成は(Cu,Al)2H2Si2O5(OH)4·nH2O。モース硬度は2.5~3.5で不純物として含まれるケイ素の量が多いほど硬度は高くなる。比重は1.9~2.4。結晶構造は基本的には非晶質だが、X線解析により単斜晶系と判明している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「珪孔雀石」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chrysocolla 」があります。
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